最近見た映画、「ウォルト・ディズニーの約束」。「アナと雪の女王」の影に隠れちゃってるけど、ほんっとにいい映画!アナももちろんよかったんだけど、もっとがつんと胸に響くんだよね…
メリーポピンズの原作者、PLトラヴァースとウォルト・ディズニーの、映画化を巡るバトルの合間に挟まれるトラヴァースの過去。
レイトショーだったし、あんまり人気がないしで、他に3組しかいない、ほぼ貸しきりみたいな状況で、心置きなく入り込んで号泣しちゃいました(笑)
ウォルト・ディズニーに対してつんけんするトラヴァースに、はじめは反感を持ったんですが(ディズニー大好きでウォルトをリスペクトしてるからね!)、どんどんトラヴァースに感情移入しちゃって!ウォルト酷い!って思うように…。
タイトルに反してメインは思い切りトラヴァースでした。
でも原作持っててよく読んでた私でもトラヴァースの名前なんて覚えてないし、元の英語のタイトルのバンクス氏って誰だっけ?という体たらく。原題の直訳はまぁ日本では無理ですよねー
でもCMはちょっとよくないんじゃないかなー?
メリーポピンズは実在した?!みたいなことを言っていたから、なんかファンタジーの心暖まる系かと思っちゃって、あまり興味がわかなかったもん。ディズニー好きとしては行っておかなきゃ!と思ったから見に行ったけど。
そしたら予想と違って、めちゃくちゃ切なくて!でもちゃんと、「それでも生きるっていいよね」って思わせてくれる、ほんとーに素敵な映画でした。
泣いてないて、息苦しくなるくらい号泣して、次の日どれだけいい映画だったか熱く語ってたらまた泣けてきて(回転寿司屋で…)、こんなに泣いた映画はない!
DVDが出たら絶対買う。
淡々としてて、しかもメリーポピンズの映画を見てて、できれば原作も読んでないと良さがいまいち感じれなさそうな、万人受けする映画では絶対にない。
でも、私には本当にいい映画でした。